FF10歌舞伎感想
観に行ってたんです。メモ帳に感想書いてずっと放置しちゃってたけど、配信が始まったとのことだったのでアップ。4月だったから、3ヶ月も経ってしまったんだな。
とてもよかったです。
歌舞伎観た事ないし…難しいかもだから…とか言って、ずっともじもじしていたのですが、終演間際に行けそうなチャンスがあった。
これは行こう、わからなくても良いじゃない。やらなかった事の後悔の方が後を引くのだという経験則から行ってきました。
結果、本当に良かった。
圧倒されてしまって、しばらく感想が纏まらなかった。今も纏まってないけど、思い出したことから書いていこう。
舞台装置凄すぎ。
360°回転しながら場面が展開しました。
客席が『グワーッ』って動きます。
あれかな、映画のIMAXみたいな感じ。
スクリーンもぐるりと360°で、二次元と三次元の融合感。
待機中は野村さんが描き下ろした新しいFF10のイラストを眺めつつ、気持ちを準備していきました。
歌舞伎初見でも、前説が丁寧で自然に入っていけました。
オオアカ屋の役割がとても巧かった。
日常から非日常への橋渡しをしてもらって、本編スタート。
印象が強く残るシーンは
●ブリッツボール
●異界送り
●マカラーニャの森素敵だね…
●シーモア戦
●ユウナレスカ様凄過ぎ
●ジェクト関連全て
●召喚獣バトル凄過ぎ
●アーロン……
かな…いや、ずーっと凄過ぎて、本当に圧倒されていました。
歌舞伎というものはこんなにかっこいいのかと、感動しっぱなしの7時間超。
音楽もねー、最高だったんだ。アレンジ素晴らしかった。
こんなに時間が経ってからも上手く感想纏められない。
箇条書きでもいいから書いとくか。
所作、素晴らしい。
女形の方がいるんだって事、普通に忘れてました。男性しかいないって、信じられないくらいでした。なんといいますか指先まで、女性以上に女性なんですよ。本当に美しいの、動きの全てが!
惚れ惚れするとはこの事か、って感じです。
いやぁ、ファンになってしまう気持ちがわかりました。
全員ゲームに寄せて演技されてた?
声、似過ぎです。違和感ゼロと言っても過言ではない。いや、わからないけど、本当に凄い。声帯模写?声の出し方の訓練とかされるんだろうなー。
演劇の舞台は好きで色々観た事があったのですが、前半はそれに近い感じ、後半は歌舞伎の要素が増えて、徐々に馴染ませて貰えたのかな?
三味線と歌の合わせが最高にかっこよかった。
キャラの口上も大好き。
シーモアにスポットライトを当てた脚本になっていて、原作よりも彼のことを好きになれた気がします。
帰りの風景がザナルカンドっぽくて、涙ぐみながら駅まで歩きました。
…というところまでメモ帳に書いてありました。今思い返しても特別な体験だったなと思います。
配信も観たいな。劇場では本当に一番後ろの席だったので、ステージがどうしても遠かった。それでもものすごい臨場感で、あの場所へ行ってよかったなあとしみじみ思います。配信なら役者さんの表情とか、良いカットで見られるんじゃないのかな。もしかしたら定点なのかもしれないけど、10月31日まで配信されるようなので、期間中にまた観よう。
ちょっとでも気になっている方がこれを読んでくださったなら、ぜひ鑑賞をおすすめしたいなと思います。